1994年9月19日、プリンストン大学の Andrew Wiles教授は、 谷山−志村予想の証明においてFlach の方法がなぜうまくいかないかということを 最後にもう一度見なおそうとした際、de Shalit理論の一般化によって それが解決されるということを閃光のようにひらめいた。 それは、350年前に書き残され、彼の幼ないころからの問題−Fermatの最終定理の 最後の扉がHorizontal Iwasawa Theoryという鍵によって開けられたことを意味した。
すでに多くの解説書が出版されていて私が書くことなど残っていないかも しれませんが、 この解決で製作された「The proof」というビデオの内容の紹介 とともに整数論や岩澤理論の宣伝となるようなことを 書いていきたいと思います。