音声と数学

声スペクトル このページの目的
人間の感覚
音とは?
人工音声
人間の声
音声と関数
音声と線形空間
フーリエ級数
発展、未解決問題

このページの目的


大学1,2年時に理工系の学生さんは微分積分や線形代数を教養として学ぶのですが、多くの場合その内容の背景を知らずにただの計算だと思ったり、抽象性に戸惑って興味をなくすことが多いと思います。このページではその防衛策として画像や音を用いて数学の基礎知識を広げることを目的としています。もしこのページの画像、音声ファイル、文章を用いたければ自由に用いてください。

かくいう私は演習を受け持って2年になるのですが、そういうことを気にせずどんどん演習、講義をして「早い」「難しい」との評判を得てしまいました。院生相手だと相手もセミプロなので分からなかったら院生の勉強不足ということになるのでしょうが、大学1,2年生だとそうはいかないみたいです。本音をいうと大学生にもなれば「学ぶことの最上級生」であるとの自覚を持ってほしいとは思います。できれば10分程度授業の前後でもいいから予習や復習としてノートや教科書を読んでくれたりすると助かるのです。また授業が分からなくなったらしっかり復習して、それでも分からないようなら、 友達や先生にも質問をしてみてください。質問を喜んで答えてくれる人を見つけましょう。 実は答えるほうはそのおかげで勉強になることが多く、本当にありがたいことなのです。

さて本題です。目標は微分積分と線形代数の具体的な理解です。ここでは音声を題材にしてみました。音声−気圧変化−区分的に連続な関数−関数空間−重ね合わせと線形空間−フーリエ級数とかいった順番で、できるだけ目と耳を用いながら話を進めていきたいと思います。こういったことの専門家ではないし変なことも言ってるかも知れませんが、暖かい目でみまもってやってください。また何かお気付きの点があればメールで指摘頂ければ大変うれしいです。

次に進む